ガーナの社会問題

社会問題1「中国人の金密鉱」

ガーナで日本人が街を歩くと、けっこう「オブロニ」とか「チャイナ」とか呼ばれます。「オブロニ」は現地のチュイ語で「白人」という意味です。彼らからしたらアジア人も白人のうちに含まれるのかもしれません。一方で、「チャイナ」と呼ばれることも多々あります。コフォリディアのマーケットを歩いていたら、前を歩いていた少女が私の方を振り向き、引きつった表情で「China! Mom, China!」と指をさして叫んだことがあります。その少女に中国人に対する敵意があったのかどうかはわかりませんが、一部のガーナ人が中国人を目の敵にしているのは事実です。というのも、多くの中国人がガーナで金を密鉱しているから。ガーナはゴールドコーストとかつて言われた通り、金の産出国です。クマシというガーナ第二の都市を中心に金が埋まっています。アメリカやドイツ資本の金の採掘会社がガーナにはあるのですが、中国人が違法に採掘するケースが後を絶たず、社会問題化しています。私が話したガーナ人は警察が取り締まりに動いているものの、買収されることも多くて困っているんだと言います。外資系の採掘会社ではガーナ人が一応労働しているので国に一応利益は還元されるのですが、密鉱されてしまうとどうしようもありません。。ちなみに中国はガーナでの汚名を挽回しようと、廃止になっていたガーナ鉄道の再建に取り組んでいるようです。