​ゴミ問題プロジェクト

2016年春渡航

ゴミ問題プロジェクトは2016年にスタートしたプロジェクトです。ガーナではゴミをゴミ箱に捨てるという習慣がなく、孤児院でもゴミは床に捨てられています。またゴミの回収制度はなく、全て孤児院の裏庭の一角で焼却しています。ゴミの不衛生さや、焼却時の有害ガスの危険性を危惧し、孤児院のゴミを分別して集め、リサイクル会社で処分してもらうことを目標としました。

まず第一段階として、孤児院の子どもたちにゴミを分別してゴミ箱に捨てる習慣をつけさせようということになりました。
そこで孤児院の各教室にゴミ箱を設置し、分別する目的を紙芝居を使って子どもたちに教えました。
​写真はこのプロジェクトが始動する以前のゴミ処理の様子です。孤児院の敷地内で紙ゴミやプラスチックゴミが一緒に燃やされ、子どもたちが近くで遊んでいます。
早速マーケットに行ってゴミ箱を調達してきました。孤児院に戻ったあと、子どもたちに各教室の名前を聞き、それぞれのゴミ箱に教室名と入れるゴミの種類(紙・プラスチック)を記入しました。
全て記入が終わると早速子どもたちが教室に設置しに行ってくれ、作業はスムーズに終わりました。
また大きいゴミ箱は孤児院の玄関に設置しました。教室のゴミ箱が満杯になったらこのゴミ箱に移し替え、大きいゴミ箱も一杯になったら紙ゴミだけ燃やしに行き、プラスチックゴミはリサイクルのために孤児院内の小屋に置いておくことにしました。
その後、先生たちに授業の時間を少しいただいて紙芝居をしました。紙芝居では主に「ゴミをゴミ箱に捨てると孤児院が綺麗になること」「分別するとゴミを燃やしたときに有害ガスが発生せず、リサイクルもできること」を伝えました。
紙芝居をしたあと、ゴミ箱を覗くと早速ゴミが分別されており、半ば驚きながら分別することがきちんと生徒に伝わっていたことを確認できて安心しました。
孤児院を離れ首都アクラに戻った後、プラスチックのリサイクル会社に知り合いがいるという現地ガーナ人に協力してもらい、アクラから車で1時間のTema(テマ)という町にあるリサイクル会社を訪問しました。孤児院のゴミをリサイクルしてもらえるか尋ねたところ、リサイクルできるゴミの最低重量が500㎏だということでした。500㎏のゴミを孤児院からこの会社まで運ぶとかなりお金がかかり、リサイクルを継続することが難しくなりますが、今回の渡航では時間がなく、別のリサイクル会社を見つけるのは困難なため、次回の渡航までに孤児院により近い会社の候補を見つけ、渡航時に訪問しようという結論に落ち着きました。

✔︎「ゴミはゴミ箱へ」の習慣を根付かせる

​✔︎集めたゴミをリサイクル会社へ

2017夏渡航

✔︎「ゴミはゴミ箱へ」の習慣を根付かせる

​✔︎集めたゴミをリサイクル会社へ

現在の達成度

2017年夏の渡航でゴミの分別が子供達に根付いているかを確認しました。ゴミ箱のフタを開けると、、プラスチックのゴミ箱にはダンボールが、その他のゴミ箱にはビニール袋が捨てられていました。習慣として身につくにはまだまだ時間がかかりそうです。
​とはいえ、ゴミをゴミ箱に捨てる意識は定着しつつあるようです。2016年春の渡航よりも床に落ちているゴミは少なくなった感があります。これからも定期的にゴミ対策はしていく予定です。